1日1回は日を浴びる、体内時計をリセットして冷えを防ぐ

1日1回は日光を浴びて気分一新

日のある時間にビルの中で過ごしたり、寝ていたりして、日光を浴びない生活を送っていませんか?季節によって症状が出やすい人はとくに、太陽の光を浴びる時間をつくりましょう。

太陽光は気分を安定させる効果がある
人によっては、ある季節になると、うつ症状があらわれることがあります。これを季節性うつ病とよんでいます。とくに起きやすいのが、冬です。冬の寒さや暗さなども影響しているのでしょうが、日照時間が少なく、太陽光を浴びないことと関係があると考えられています。
なぜなら、季節性うつ病の人は、太陽光や自然光に近い人工光を浴びる光刺激療法をおこなうと、症状が改善されることがわかっているからです。
太陽光は浴びすぎはNG
太陽は、豊かな恵みを与えてくれますが、浴びすぎると皮膚ガンのリスクを高めることを忘れないでください。なにごとも、これがよいとなると、やりすぎる人がいますので、ほどほどに。帽子をかぶったり、木陰で過ごしたり、長時間直射日光を浴びるのは避けましょう。

睡眠リズムを調整するのは太陽の光

体内時計をリセットしてリズムを整える

朝起きたとき、光の明るい刺激があると、すっきり目覚められます。朝の光で体内時計をリセットして、心身の調子を乱さないようにしましょう。

体内時計は1日25時間
私たちの体には体内時計があり、それによって自律神経やホルモンが働き、体が調整されています。
たとえば朝は、これから活動する時間なので、血圧や脈拍を上げて、体を活動準備状態にもっていきます。
ただ、不思議なことに体内時計は1日24時間ではなく、25時間になっています。これを調整しているのが、朝の光です。まぶしい光で目が覚め、時計をリセットするのです。
体内時計をリセットする
朝の光でリズムを整える
生活リズムが一定でないと、体内時計も乱れてしまいます。夜更かしなどは控え、朝起きたらまずはカーテンを開け、さわやかな日光を部屋に入れましょう。体内時計をリセットし、生活リズムを整えましょう。