ミネラルをしっかり摂取すると精神が安定する
現代食はミネラル不足に陥りやすい
鉄、ナトリウム、ヨード、亜鉛、マグネシウム、鋼、セレン、コバルト、モリブデン、クロム、マンガンなど、体の調節機能にとって欠かすことのできない物質を「ミネラル」または「微量元素」といいます。
ミネラルは、あらゆる食品に含まれていますから、通常の生活をして普通に食事をしていれば不足することはありません。
しかし、現代は添加物を使った加工食品や、過度に精製された食品が増え、ミネラル不足が懸念されるようになってきました。
加工食品やインスタント食品は、たまに利用するのなら問題はありませんが、常用するのはおすすめでできません。。
できるだけ新鮮な野菜や魚、肉などの素材を使い、家庭で調理することが大切です。加工食品やインスタント食品には、カルシウムの吸収を妨げるリンや、ビタミンB1を大量に消費する糖分、塩分なども多く含まれています。精製された米や小麦は、本来もっているビタミンやミネラルが損われています。
ミネラル不足であらわれる症状
ミネラルの主な生理作用と欠乏症状は次のとおりです。
- 鉄
- 酸素を体のすみずみにまで運ぶ働きがあります。不足すると、細胞中の酸素が十分でないために活発に動くことができず、立ちくらみや息切れ、疲れやすいなどの症状が引き起こされます。明
- ヨード
- 体の発育を促進する働きがあり、不足すると疲れやすくなったり、新陳代謝が鈍ってしまいます。
- マグネシウム3
- 神経の興奮をしずめる作用があり、不足するとイライラしやすくなります。
そのほか、亜鉛やマンガン、鋼、コバルト、セレンなども、神経の興奮をしずめたり、血液循環をよくして思考力を高めるなどの効果があります。なお、ナトリウム(塩)もミネラルのl つですが、日本人はとりすぎる傾向にあります。塩分のとりすぎは高血圧などの成人病を招きますから注意が必要です。
セシウム137とストロンチウム90の排泄には、カリウム、カルシウムといったミネラル不足に注意する
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