不良長寿のための7項目

たった1度の人生を最高に楽しむために

若い人ほど免疫力があるはずなので、30~50代くらいで風邪をひきやすかったり、病気になったりする人、うつ病になってしまう人は、何らかの原因で免疫力が落ちていると考えたほうがいいでしょう。

そういう人は、足繁く病院に通う前に、自分の習慣を振り返ってみましょう。「不良長寿への7 つの習慣」をおすすめします。

  1. 仲間を大事にする ここで言う「不良」の条件は、仲間が多くてよく出歩くことです。自分の弱音を吐ける人、明るくて前向きな人を多く持ちましょう。
  2. 異性にときめく どこかへ出かけるときに奥さんや女性を連れていく。女友達とお茶にいくことでもOK です。ただし、女性に頼る心持ちではなく、女性をいたわり、寄り添う努力が大切。
  3. く笑う 笑いは不良長寿の秘薬の1つ。上品に微笑むよりゲラゲラと笑ったほうが効果的。
  4. 夜更かしはしない 夜寝る時間がいつもバラバラ、といったストレスは免疫力を低下させます。どんなに忙しくても残業のしすぎは禁物です。
  5. いつも能天気に構える 好ましい想像をめぐらせることも、不良長寿に一役買います。「笑って元気に長生きしている自分の姿」をしょっちゅうイメージしてみましょう。
  6. 食事は何でもほどよく食べる 1つのものだけを食べ続けるのではなく、肉や魚、世界各国の料理など、多彩な食事をすることが、全体の摂取カロリーを抑えることにもつながります。
  7. 運動はちんたらやる 息を切らして汗だくになって運動をするよりも、ひと駅分歩いてみるといった、ほどよい負荷の運動が免疫力を上げるのには効果的です。ちんたら運動です。

難しい課題は1つもありません。歯を食いしばって努力しなければならないこともありません。一見簡単な、この心と体の「力の抜き加減」が、健康を守り命を守ることにつながります。どの年代の人も、健康に心配のないうちから心がける必要があるでしょう。

すべてはまず心の持ち方次第です。たった一度の人生、楽しんで長く生きるために、誰にでもある体内の免疫力を育てて十分に活用していただきたいものです。うつ病にならないためにも免疫力はとても大切です。

 

脳の老化を防ぐには「ちんたら運動」がいい

うつ病に陥る人は、脳のストレスを抱えて老化もすすんでいるケースが多々あります。脳の老化を防ぐにはどうしたらいいでしょうか?

ストイックなトレーニンクは禁物

生活習慣病の原因の1つに運動不足が挙げられるように、健康と運動の関係はよく知られてきました。運動は体の衰えだけではなく、脳の老化を防ぐということもわかってきました。

スコットランドのエディンバラ大学の研究チームは、70代の脳のMRI検査から、「ウォーキングを週に数回行なったり、体操を続けていた70歳代の高齢者は、脳の萎縮が少なく、脳の老化の兆候を示すものも少なかった」と発表しています。その一方で、知的な精神活動や社会的な活動への参加では、脳へのよい影響は見ら判れなかったといいます。

つまり、脳の老化を防ぐには、脳トレよりもウォーキングが効果的ということになります。日本でも、中年期に汗ばむ程度の運動習慣がある人は、老年期の体の衰えが少なく、認知症になるリスクも少ない、あるいは、高齢者は炊事・散歩・軽い体操などが長生きの秘訣である、という研究がなされています。

たしかに運動は体にも脳にもいい。ただし、真面目な人はそこでスポーツジムなどに通って一生懸命運動してしまいがちです。ポイントは、中高年になったらウォーキングや散歩や軽い体操で十分なのです。看い頃から運動をしている人でも、運動のしすぎはかえって体を壊します。

スポーツをしているから健康である、とは言えないのです。実際、体育会系の出身者は、文科系・理科系の出身者よりも平均寿命が約6歳短いとも言われます。

さらに、日常的に激しい運動をしているスポーツ選手は寿命が短いのです。トップアスリートが、引退後によく病気をして早死にするケースは多いでしょう。

国際オリンピック委員会によるこんな報告もあります。「オリンピックのメダリストたちの平均寿命は、メダルをとれなかったオリンピック参加選手たちの平均寿命よりも7〜8年短い」(1992年)。同じオリンピック選手でも、メダルをとれるほどの選手では、さらに過酷なトレーニングを続けているのでしょう。

激しい運動をすると、呼吸が速く大きくなり、活性酸素の発生が多くなります。活性酸素はもともと免疫には必要なもので、白血球はこれを使って体内の異物を攻撃しますし、細胞を酸化することで活発化します。

しかし、活性酸素が必要以上に増えると、体内でこれを無毒化する機能が追いつかなくなり、正常な細胞を破壊し始めるのです。運動を一生懸命やってはいけません。三日坊主も大いにけっこう。30〜40分、歩くだけでも運動になるのです。歩けば、脳もNK細胞も活性化されます。ほどよい「ちんたら運動」が健康長寿には一番です。

 

「素直な欲望」に耳を傾けよう

政治家やお坊さんが長生きの理由は

古今東西の昔話では、カネや権力に目がくらんだ「ごうつくぼり」は、どこかで天罰を受けるなり、改心するなり、痛い目に遭うのが定番です。そういうストーリーを読んで、人のいい人間はスカっとするものです。

テレビ番組でも、悪大名が主役にこらしめられる勧善懲悪の時代劇は人気です。その「悪」とは、決してコソ泥程度の人物ではなく、カネや権力をふりかざした、これも典型的な人物です。

しかし、現実は、カネと権力を握った人ほど健康長寿と言えるでしょう。大企業や大組織で、独裁者とか老害などとささやかれながらもトップに君臨し続ける例はいくらでもあります。

政治家を見てください。70代、80 代でもピンピン、ギラギラしている人のなんと多いことか。昔から長寿の職業として知られるのは僧侶です。

10種の職業に分けた場合、長寿の順に、宗教家、実業家、政治家となっており、寿命が短い職業としては、詩人、小説家、芸術家が並んでいます。

歴史的に見ても、「人生50年」だった戦国時代、天台宗の僧侶・天海は、徳川家康の側近として信頼を得てから3代将軍家光まで仕え、10 7歳で没したと伝えられています。

ほかにも親鸞89歳、一休88歳、蓮如85歳と長寿者ぞろいです。お坊さんが長寿の理由は、心身の厳しい修行をこなし、過食に陥らず生活リズムもきちんとして、精神的に安定している、など理由はいろいろ考えられます。

ただ、カネと権力とはまったく無縁の清貧の世界ではないか、というと実はそうでもありません。宗教界は、宗派内や宗派同士の対立など、水面下では激しい権力争いがくり広げられている闘争社会。その世界でのし上がってきた高僧は、たいてい強烈な個性を持った人物です。

不良長寿の例として、よくお坊さんが登場します。いろいろな分野の方にお目にかかる中でも、お坊さん、特に偉いお坊さんほど、自分に正直に生き、活力もあって話が面白いものです。カネや権力は、人をこの世につなぎとめる強力な磁石となりうるのです。政治家や僧侶に限らず、普通の人も、清貧の暮らしなどと憧れないで、欲を持って生きたほうが健康になります。

また、大きな借金を背負うと寿命が縮みそうですが、カネのことに追われていると意外と長生きするものです。著名人でも、借金をはね返してたくましく生き延びる人が多いものです。

うつ病は、異性の目を気にしなくなる

独身ひとり暮らしの男性は要注意

スケベであるかないかにかかわらず、男性は、奥さんでも娘でも恋人でも、女性がそばにいるほうが長生きである、という話があります。

70歳ぐらいの男性で、奥さんに先立たれた人や身近に女っ気のない人は、数年であの世からお迎えがきてしまうという報告がいろいろされています。

最近は、男性でも女性でも結婚しない人が増えています。統計を見ても、1980年代以降はどの世代の未婚率も急上昇し、2010年の生涯未婚率(50歳時の未婚率 は、男性が20 %、女性が10%にも達しています。

これにはさまざまな事情があり、価値観も多様化している時代ですから、独身が悪いわけではありません。ただ、独身者は既婚者に比べて明らかに短命である、というデータがあります。

国立社会保障・人口問題研究所の統計資料によると、40歳時点での平均寿命は、既婚女性が85.28歳に対し、未婚女性は777.18歳。既婚男性の79.6歳に対し、未婚男性は70.42歳。

女性は平均寿命に約8歳の差、男性は約9歳もの差があるというのです。しかも、40歳時点でもっとも平均寿命が短かったのは、配偶者と離別した独身男性で、68.72歳。夫婦円満に暮らす男性より、10歳以上寿命が短いというわけです。

男性の一人暮らしは生活が乱れやすく、服装も食事もどうでもよくなる。酒の飲みすぎや栄養の偏りで健康を壊しがちです。

女性がそばにいてうるさく言ってくれないと、だらしない生活に歯止めがかからなくなり、そうして生きる意欲も失っていくのでしょうか。

一方、女性は、夫と離別・死別しても、未婚女性よりは寿命が長かったのです。女性は旦那がいなくても、一人でちゃんと暮らせますし、友人や社会とのつながりもうまく保てます。むしろストレスになる夫とは別れてスッキリ、というところかもしれません。

中高年になっても一緒に暮らしてくれる女性がいる男性は、大いに感謝して、大切にすべきでしょう。長生きしたい男性で奥さんがいない人は、なんとしても一緒に暮らしてくれる女性を探してください。

古女房でも若い子でもいい。女性がそばにいて口うるさいと、ほどよい緊張感が保てるのですね。過度に緊張しても、逆にだらけすぎてもいけません。適度な緊張が望ましいのです。

身近に女っ気があることが大事。そうすれば、身だしなみにも気を遣いますし、生活にハリが出てくるというものです。アメリカの老人ホームで一定水準以上のところは、夕食時にみんな正装するといいます。すると、気持ちのハリが違ってくるのでしょう。変な格好でだらけているより、きちんとした身だしなみをしていたほうがいいことは、老人ホームのデータからも明らかです。

やはりどんなときでも人の目を気にしたほうがいい。そのためにも、異性の存在が重要なのです。また、病気の治療にはゴールデンタイムというものがあり、脳梗塞は発病から3時間以内ならかなり積極的な治療ができます。元サッカー日本代表監督のオシム氏は、千葉県浦安市の自宅で脳梗塞によって倒れましたが、順天堂大学浦安病院に運び込まれ、3時間以内に治療を開始できたおかげか、一時は危なかったものの見事に回復されましたね。

ですから、60歳を超えたら、そばにいざというときに電話のできる人をおいておくこと。そういうことからも身近な女性は必要です。籍が入っているかどうかは、どうだっていいのです。

イライラは、我慢すると「毒」になる

たまには「心のガス抜き」が必要

感情を抑えこんでしまうこととも体によくありません。人とのトラブルを避け、何事も穏便に済ませたいという意識が働くためか、怒りや不快感や悲しみといったマイナスの感情ほど、我慢して飲み込みがちです。

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しかし、感情を抑えている人は、突然イライラがこみ上げてくることがあります。そういうときには過度に交感神経が緊張し、病気になったり事故に遭ったりしやすいものです。

アメリカのミズーリ州で、救急外来患者に行なったアンケート調査があります。負傷して病院に運ばれた25 17人中、ほぼ3分の1は、事故に遭う前にイライラしていたことがわかりました。さらに、18.1 %は怒っていて、13.2 %は誰かに腹を立てていたそうです。これは経験的にも納得できることでしょう。

イライラしていれば、周囲に対する注意力は落ちますし、つい行動が乱暴になるものです。イライラとケガの関係は、女性より男性のほうがはるかに強いこともわかっています。感情はため込めばため込むほど、爆発力が大きくなるもの。そして病気や事故の原因になってしまいます。それを防ぐには、その都度小出しにしておくべきです。心理学的には、「外面化」という自己防衛反応があります。「外面化」と言うと難し聞こえますが、心にわき上がった感情を吐き出すことで心身のバランスを保つのです。

悲しいときには思い切り泣き、腹が立ったらドカンと怒り、愚痴も不満もどんどんこぽし、そしてさっさと忘れる。自分の感情にもっと正直になりましょう。

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学では、1974年から30年間にわたって900名の医学生を追跡調査しました。それによると、青年期から中年期にがんを発症した人は、幼少期になんらかの事情で親に甘えることができなかったため、大人になってからも、穏やかな仮面の下に感情を抑圧しているタイプが多かったといいます。

このほかに、感情を吐き出してストレスを発散させることが、がんの進行に与える影響を調べた実験もあります。アメリカのスタンフォード大学精神科のデヴィッド・スピーゲル博士が、50 人のがん患者に対し、カウンセリングを受けるグループと受けないグループに分けて、経過を観察しました。

その結果、カウンセリングを受けたグループの平均余命が36.9 ヶ月だったのに対し、受けなかったグループのほうは18.9 ヶ月と、半分しかなかったのです。

カウンセリングというのは、相談する側が心情を吐露することです。がん患者がカウンセリングを受けることで感情を表に出し、ストレスを発散させることが、がんの進行を遅らせ、寿命を伸ばすことにつながったのです。

免疫力は、ストレスや感情のあり方に大きく左右されます。嫌われたらどうしよう、バカにされたらどうしようと、ヒヤヒヤしながら感情を抑え込めば、二重にストレスを抱え込むだけです。嫌われてもいい、負けてもいい、自分に正直に生きていけばストレスは激減です。それで免疫力が高まってうつを防ぎ健康になるなら言うことなしです。

他人のペースではなく自分のペースで

 

体にいいことも気が向いた時にだけやる

健康管理もまじめにやりすぎると逆効果

うつになりやすい「真面目で常に頑張る人」たちに共通するのは、「~をねばならない」という意識が強いことでしょう。決めたことはやり遂げなければならない、ルールは守らなければならない、時間や締め切りに遅れてはならない、こういう場合はこう対応しなければならない、成功しなければならない…。

しかし、こうした「〜ねばならない」にがんじがらめになっている人ほど、結果的にうまくいかないことが多いものです。

あるネズミの実験では、自分で勝手に走っているうちは、1日8kmでも平気で走り続けられます。ところが、輪の内側を強制的に走らせると2 kmで血圧が上がりすぎてダウンしてしまいます。

人間も含めて、動物は、「無理やりやらされること」に耐えがたいストレスを感じるものなのです。「〜ねばならない」と自分を追い込むことは、自分で自分を輪の中に入れて走らせるようなものです。

今日中に片づけなければならない仕事、今週中に提出しなければならない報告、立場上出席しなければならない会合など、義務感に追われたものは、気が進みませんし、成果も出にくいものです。

どんなに忙しくても、自分がやりたいことは時間をつくってやるもので、ちょっとくらい無理をしても、むしろ楽しくて仕方ありません。そんなときはストレスをまったく感じないものです。

健康に関してもそうです。運動しなければならない、タバコはやめなければならない、脂っこいものは食べてはならない、この栄養素は摂らなければならない。こういう人はかえって病気になりやすく、早死にしやすいものです。もう少しやせなければと思い、毎日3kmジョギングしようと決める。決めたからには、忙しくても疲れていても少々風邪気味でも走る。そしてある日突然倒れてしまいます。

健康のために禁煙補助剤を使って禁煙しょうと決める。つらいのを我慢して何ヶ月も頑張ってタバコをやめる。気がついたらタバコが吸えないストレスで甘いものを食べすぎ、糖尿病と診断されてしまいます。こうなったら本末転倒です。体を守るには、「やれないことは無理してやらない」ことです。

 

不良長寿を目指す

好きなことを我慢しない、のびのび生きる

真面目で責任感が強い日本人は、頑張ることも大好き。額に汗して頑張る人が評価され、チャラチャラと進んでいる人は褒められません。

イソップ童話の『アリとキリギリス』で言えば、間違いなくアリが賞賛され、キリギリスは馬鹿にされます。しかし、夏の間も遊ぶことを我慢し、ひたすら働き続けたアリは、本当に幸せで健康で長寿なのでしょうか?どうも、アリこそが正しい生き方だ、という固定観念が定着しすぎているように思います。

90歳、100歳を超えて元気な方々は、なんでもよく食べ、よくおしゃべりし、好きなことをやってのびのび生活しています。決して、アスリートさながらに毎日の日課、運動量、栄養素などを計算して少しでも長生きしようと「頑張って」いるわけではありません。

多くの人が、精一杯頑張って生きています。子どもの頃は、学校や塾で勉強を頑張むちり、運動会では「頑張れー」と声をかけられ、受験では「頑張ります」と自分に鞭打ち、学校を卒業しても就職活動を頑張らないと働く場が得られず、入社したら頑張って働き、出世のためにさらに頑張り、結婚しても子どもが生まれても頑張らなければなりません。

とにかく死ぬまで天井知らずの頑張りが要求されます。もう十分頑張っているのだから、もうそれ以上はいいのではないかと私は思います。頑張りすぎるから心も体も悲鳴を上げるのです。「のんきにちんたら生きる」これこそがうつを避け、健康長寿の秘訣。そういう思いで私は「不良長寿」を目指すのが幸せにつながるのではないでしょうか?

病気の7割くらいは、自律神経のうち交感神経の緊張からくると言われます。締め切りやゴールを目指して必死に頑張っているとき、この緊張が体内に大きな影響を及ぼします。血圧が急上昇し、脈は速くなり、血糖値も上がります。

この作用で、酸素や栄養が脳や筋肉に行き渡るので、能率や成果を上げるためにはある程度必要な緊張と言えます。しかし、頑張りすぎて強い緊張が続いていると、心臓や血管に負担がかかるので、狭心症、心筋梗塞、くも股下出血などにもなりかねません。

がん細胞を潰してくれるNK細胞も、交感神経が緊張しっぱなしでは働きが鈍ります。

一方、ゆったりくつろいでいるときや、笑っているとき、眠っているときは、副交感神経が優位な状態です。この交感神経と副交感神経には、1日のリズムがあります。一番いいのは、交感神経が優位になる昼間に、仕事や運動で脳も休も目いっぱい働かせ、副交感神経が優位になる夜は、美味しい食事を楽しんで、ゆっくりお風呂に入って、ぐっすり眠る。このメリハリとリズムが、体の調子を整えるのです。

のんきにちんたら生きる「不良」ほど、こういった生活術に長けているようです。

もう1つ、「不良」がなぜNK 活性が高いかというと、ストレスを引きずらないからです。不良は親友と遊びに出かけたり、酒を飲んだり、カラオケをやったりしてストレスを発散できる。

一人ぼっちで友人がいなくて引きこもってばかりいるのはダメです。本当にいい友人や恋人がいれば、つらいこと、悲しいこともしばらくは忘れていられます。もちろん、一人でも存分にストレスを発散できるという人は大丈夫ですが、それが難しいような気がする人は、友人と大いに遊び回るのが適しています。

「不良」というのは、何も「悪い」という意味ではなく、「やんちゃな人」ということです。やんちゃな人は人生を楽しめるから、健康で長生きできる。そういう一見些細なことが、われわれの人生には大事なのです。

 

他人のペースに合わせないで自分のペースで

どんなタイプが長生き?性格別に調査

真面目な人は、だいたい責任感も強く自己犠牲的な面を持っています。こういう人も、健康という観点から見ると危ないのです。

大変な仕事ほど、人に回せず自分1人で抱え込んでしまう。あるいは、適当なところで手を抜くことができず、とことんまで根を詰めてしまう。そうして何か問題があると、自分を責めてしまいがちです。

いかにも寿命が縮みそうな性格です。性格と寿命の関係については、世界中でさまざまな研究が行なわれてきました。イギリスの医師と心理学者が、当時ユーゴスラビアの40 〜50代の男性1500対象に追跡調査を行なったことがあります。彼らを性格によって3つのグループに分けて調べたのです。

  1. グループ1 は、目標を持って頑張り、それが達成できなかったときは、すべて自分のせいにするタイプ
  2. グループ2は、目標が達成できないと、都合よく他人のせいにしてしまうタイプ。
  3. グループ3は、うまくいかないときは、気にせず方向転換するタイプ。

この中で平均して一番早死にだったのが、真面目なグループ1で、その8割はがんで亡くなっていました。2と3のグループは、明らかに1より長生きでした。

問題が起これば他人に責任転嫁してしまう人や、これがダメならあれ、というようにさっさと切り替えてしまう楽観的な人のほうが長生きしていたのです。責任感が強い人は、社会的に信頼され評価されるかもしれませんが、早死にしては元も子もありません。

自分を責めがちな人は、クヨクヨして内にこもり、悲観的になりやすく、それが免疫力を落としてしまうのです。

また、アメリカの心理学者リディア・テモショックたちは、進行したがん患者150人以上を面接調査して、その4分の3以上によく見られる性格を「タイプC」と名づけました。

このタイプは、怒りや不安や悲しみといった正直な気持ちを押し殺し、忍耐強く控えめで協力的で、常に他人に合わせてしまいやすい性格でした。真面目で心優しく従順であるために、人一倍絶望感や無力感に襲われやすく、そういった精神的なストレスが免疫力を低下させてしまうと考えられます。

そしてがんにもなりやすいのです。日本人の死因でがんがトップなのも、こんな日本人にありがちな性格のせいかもしれません。誰の体の中でも、毎日がん細胞は生まれています。これは人間にはどうしようもない事実です。ただ、このがん細胞を芽のうちに叩き潰せるか、抵抗できないまま大きく育ててしまうかに個人差があるのです。

がん細胞を生み出さないように体をコントロールすることが難しければ、できてしまうがん細胞をさっさと始末するような性格・生き方をするほうが、ずっと楽で確実でしょう。ちなみに、アメリカの心臓専門医M ・フリードマンとR・H ・ローゼンマンによって、タイプAとタイプBという性格に分類された健康調査も行なわれました。

タイプAとは、精力的・野心的で、競争心・出世欲も旺盛な人。せっかちで攻撃的で、仕事を抱え込みやすい面があります。企業社会で成功するには、こういう人が向いているでしょう。実際、会社で出世する人、事業で成功する人には、このタイプの人が多いものです。

しかし、こういう人は常に緊張して知らず知らずのうちにストレスをため込みがちなので、心臓や血管に負担が大きく、心筋梗塞や脳出血を起こしやすいと言えます。それに対してタイプBは、野心があまりなく、勝ち負けにこだわらず、いたってマイペース。決して無理せずのんびりしていて、他人の評価も気になりません。タイプA の人は、このタイプB の人に比べると心臓疾患になる率が2 倍だと言います。

この中で一番健康的なのは、やはりタイプB です。何事も「適当」で「いい加減」に対応するのがいいのです。

うつになりにくい性格も同様です。まじめタイプの心の縛りをゆるめる方法はこちらです。

気質や性格によっても、寿命は大きく変わる

不真面目さを自分の中に取り入れるスペースを作る

様々なことをまじめに取り組むことが当たり前になっている人はうつにかかりやすい傾向にあります。健康のことも誰よりもまじめに考えてきた性格の人でしょう。

健康なんてほどほどにして、好きなことを自由にやって、今を面白く楽しく生きましょう。それが一番健康長寿につながると言われてもなかなか入ってこないと思います。

日本人の美徳の1つに、「真面目」というのがあります。世界のどの国の人より真面目にコツコツと働く。そうした先人たちのおかげで、日本は戦後、奇跡的な復興を成し遂げ、資源のない小さな島国でありながら、世界の経済大国の地位にまでのぼることができました。これは間違いありません。

真面目で勤勉な日本人の姿はすっかり定着し、世界のジョークにも典型的なタイプとして登場します。

たとえばよく知られる無人島ジョーク。大型客船が沈没し、各国の男2人と美女1人が無人島に漂着した。その後、島ではいったい何が起こったか。

  • ドイツ人の場合…女は1人の男と結婚し、もう1人が戸籍係を務めた。
  • フランス人の場合… 女は1人の男と結婚し、もう1人と浮気した。
  • アメリカ人の場合…女は1人の男と結婚したが離婚し、もう1人と再婚した。
  • イタリア人の場合…2人の男は何の気兼ねもなく1人の女を愛した。
  • 日本人の場合…2人の男は女をどう扱ったらよいか、本社に問い合わせた。

「真面目」であることはもちろん、人から信頼されるには欠かせない条件です。しかし、真面目な人は往々にして、融通が利かなかったり、人の目を気にしたり、イライラ・クヨクヨしたりします。

つまり、ストレスを抱え込みやすく、笑いや遊びで気分転換することが苦手です。ストレスが免疫力を低下させてしまいますが、こういう人は病気になりやすいと言えるのです。

ある生命保険会社のデータを見ると、もっとも早死にしやすいのは「一部上場企業の部長」で、定年退職後7〜8年で亡くなるケースが多いとわかりました。これは、非常に短命です。

取締役や社長などトップのポジションまでいった人、あるいは部長になれなかった人や二部上場以下の企業や自営業の人は、普通に長生きです。

考えるに、一部上場企業の部長というのは、真面目な日本人の典型なのではないでしょうか。大企業で部長のまま定年を迎える人というのは、概して子どもの頃から優等生で、いい大学に合格し、一流企業に入っては一生懸命働き、上にも下にも気を遣い、ハメを外さず本音を言わず、夜遅くまでの宴会や早朝からの接待ゴルフ、そして健康のためにジム通いや日々のジョギング。そうやって真面目に忍耐強く勤め上げた人なのでしょう。

部長より上にいける人は、現役の第一線にいることが長い一方、仕事一辺倒ではなく、交友関係が広くて遊び慣れている。おまけに図太い印象です。

どちらかというと一筋縄ではいかない「ワル」な人が多い。真面目にクヨクヨ悩むタイプはあまり見受けられません。適度に不真面目で遊んでいるほうが、出世もするし、長生きもできるということになります。

ところで、企業の社長というのは長生きな人が多いのですが、一説によると、会社の隅々まで目を行き渡らせる必要があり、常に緊張感がある、それが健康につながっているのではないかと言われます。

隅々まで目を配りながら緊張して全体を見渡している、という点では、オーケストラの指揮者も同じで、実際に長命です。

他の職業に比べて数が少ないので比較しにくいのですが、日本では大阪フィルの音あさひなたかし楽総監督を務めた朝比奈隆さんが93歳で亡くなるまで現役で指揮をされていましたし、海外では95歳で亡くなったストコフスキーをはじめ、有名な指揮者で80歳を越えた方勺は多く、長寿の率が高いと言えます。

がんばらない自分を認めるゆるい生き方を自分自身で受け入れていくなどがとても大切になってきます。考え方やポリシーを変えることはとても困難ですが、自分の体を第一に考えなければいけません。

更年期と子供とのトラブルが重なりうつになって苦しかったがラフマ葉エキスで

息子の学校での事故がきっかけに

家族は、主人と小学校高学年の男の子の3人家族です。平穏な生活を送っていましたが、息子がが学校で体育の授業中、勢い余って同級生にケガをさせてしまいました。

ケガそのものは大したことはありませんでしたが、担任の教師と相手の親からきつい口調で責められ、気分が落ち込みました。こちらに非があるのでとにかく誤り続けましたがとても苦しかったのを今でも覚えています。

その後、何度かPTA の会合で学校へ行くことがありましたがが、行くたびに気持ちが重くなりました。
1ヶ月ほどたったころから寝つきが悪くなり、熟睡できなくなりました。

家事をしている最中もボーッとして、料理や掃除もおろそかになることが多くなったのです。更年期障害を心配しました。婦人科の受診もしました。

婦人科では、うつの傾向があるとの診断。更年期の影響もあると言われてしまいました。婦人科の医師には精神科の受診をすすめられ、紹介状を渡されました。

精神科を受診したら、初期のうつと診断されました。原因はやはり、PTAでの対人関係ではないかと医師からいわれました。確かに私はもともと、落ち込むと、なかなか立ち直れない性格です。

病院では、睡眠導入剤と精神安定剤が処方され、通院による治療が開始されました。そのおかげか、よく眠れるようになりました。

しばらくして通院をやめました。ところが、しばらくすると気持ちが再び落ち込み、睡眠が浅くなってしまったのです。「何をするにも気力がわかず、通院もする気になれません。そんなとき、夫がうつの改善に効果があるというラフマ葉エキスを見つけてくれました。

ラフマ葉エキスを飲んだ日から効果がでた

1日あたり2~3粒のラフマ葉エキスを朝・晩の食後にわけて飲みはじめました。
驚いたのは、飲んだその日によく寝つけたことです。熟睡できたので、翌朝は気分もスッキリしていました。その後もラフマ葉エキスを毎日飲みつづけたところ、1時間以内に入眠できない日はほとんどありませんでした。気分は落ち着き、気力も徐々にわいてきて、火事もスムーズにこなせるようになりました。このとき、睡眠の大切さについて身をもって知りました。ツライこと、悲しいこと、苦しいことがあっても寝ることさえできればつらさはほとんどなくなるのだとわかりました。

その後、精神科に行くと、うつはほぼ治まっているといわれました。医師からは再発しそうなときに飲むようにと、睡眠導入剤を渡されましたが、ラフマ葉エキスを飲めば熟睡できるので、薬を飲むことはありませんでした。いまは再発もなく、家事に専念していますが、ラフマ葉エキスのおかげです。