体質を見直しながら症状を改善する漢方薬
症状や体質に合わせて使う
西洋医学では、病気の原因をつきとめ、明らかになった病名によってそれに合った薬が処方されます。そのため、自律神経失調症のようなはっきりとした原因がないものに対しては、医師はその治療法に頭を抱えることになります。
イライラなどの症状に合わせて処方される「抗うつ剤」
抑うつ気分を改善する
「抗うつ剤」は、主にうつ病やうつ状態の治療に用いられる薬ですが、気分がひどく沈み込むといった抑うつ感が強い自律神経失調症にも使われることがあります。
化学構造の違いによって何種類かに分けられ、現在は主に「三 ...
熟睡のための「睡眠誘導薬」
熟睡により自律神経を安定させる
自律神経失調症の患者さんのなかには、「なかなか眠れない」「熟睡感がなく疲れがとれない」「いつも朝早くに目が覚めてしまう」などの不眠症状(睡眠障害) を訴える人が多いものです。中には、しっかり眠れると自律神 ...