痛みは鎮痛剤ではなく栄養素で解決したい!
鎮痛剤を手放せないという女性はとても多く日常的に使用している人もたくさんいます。生理痛に悩まされたり、頭痛があったり、さらには、更年期を迎えてさまざまな不定愁訴と呼ばれる症状にもみまわれる。とかく女性は「痛み」とは縁が深いといえるでしょう。
痛みは、痛みを感じる部位から発痛物質が出て、脳がそれを感知して「痛い!」という感覚を発現しています。発痛物質にはプロスタグランジン、ロイコトリエンなどの物質がありますが、痛みを消すには、その経路を断つことを考えればいいのです。
鎮痛剤にはその経路を断つ物質が含まれています。炎症を抑える物質も含まれています。痛みの対応や種類によっても違いますが、たいていはアスピリンです。解熱剤としてよく使われます。
こうした鎮痛剤のたぐいは、瞬時にはとても大きな効果を発揮します。飲んだとたん痛みは消えて、ラクになります。だから、再び痛みを感じると、「そういえば、あのときに飲んだ薬がとてもよく効いたから…」と、その薬に頼ることになります。
鎮痛剤 | 薬の選び方
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そうしたことを繰り返すうち、多くは、心理的な依存というよりは、一種の中毒症状をきたしていることが、じつは多いのです。
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鎮痛剤を飲むことが習慣になっている人は、「痛みを栄養素の摂取で解決する」という考えにシフトするべきです。
栄養のバランスが悪くなっていたり、栄養失調、あるいは低血糖症になってくると、さまざまな痛みが生じるようになるのです。
女性に多い肩こりや頭痛などは、鉄不足によることが多いのです。
低血糖症の場合でも、血糖値の維持のために分泌される多くのホルモンは、筋肉をこわばらせ、さまざまな痛みの原因となります。
また、摂取する脂質のバランスが乱れると、痛みがいつまでも持続する悪循環に陥ることになります。慢性の持続する痛みにお悩みの場合には、オメガ3系の脂質(魚油など)を多めに摂取することです。痛みを根本から解消するには、充分かつ適切な栄養素を摂取することが欠かせません。薬に頼る対症療法ではなく、原因の根本に目を向けるべきです。
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