加工食品・スナック菓子は栄養素を減少させてしまう
現代の若者の特徴的な「ヘタレ君」の例は、けっして他人事ではない。そう感じた人も意外に多いかもしれません。「自分もそうだ」と感じた人多いのではないでしょうか?
- 野菜があまり摂れていないときに野菜ジュースで野菜をしっかり摂った気になっている
- 料理を作る時間がないときは加工食品に頼る事が多い(カップラーメンやカップスープなど)
- ポテトチップスはあまり食べないように気をつけているけれど、食べ始めると1袋なんてぺろりと食べてしまう
現代人の食生活はいかにも「お手軽」になってしまったのです。
健康を気遣って野菜ジュースを飲み、空腹を満たすために加工食品を摂り、食べる必要など本来はないのですが、おいしいおやつはやめられない。しかし、そうした何気ない「食」のあり方が、失ってはいけない必要な栄養素の消費につながっているのです。
加工食品やスナック菓子の問題点は、ひじょうに糖質の割合が多いことです。糖質の摂取が多くなると、人間の身体はインスリンというホルモンをせっせと出して血糖値を安定させようとします。このときに使われてしまう栄養素が、亜鉛です。亜鉛欠乏症は、たんに亜鉛が足りないだけでなく、食べたものによって亜鉛が目減りしてしまうことにも原因があります。
同様に、ビタミンB群も、加工食品やスナック菓子を食べることによって、必要以上に消費されてしまうのです。
うつの原因かもしれない「ビタミンB群乏症」
スナック菓子などにとくに多く含まれている食品添加物のリン酸も見逃せなません。リン酸にはミネラル類の吸収を阻害する働きがあります。せっかく栄養を摂っても吸収されないということが、加工食品やスナック菓子を食べ続けることによって起こってくるということです。
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