リラックスするためには入浴にも気づかう

2017/11/10

ぬるいお湯がリラックスさせる

心身ともに疲れているようなときは、入浴して緊張をときほぐすことも大いに他役立ちます。
入浴は、身近でしかも効果的なストレス解消法です。お湯につかって体を温めれば、血管が広がり血液の循環が活発になり、新陳代謝が促進されるため、肩こりや頭痛がやわらいできます。シャワーですまさずに湯船につかるのがおすすめです。

また、浮力によって筋肉や関節の緊張がほぐれ、疲れがとれてきます。眠る前に入浴する場合は、38~40度ぐらいのぬるめのお湯に、ゆっくりつかるようにしましょう。
ぬるめのお湯は、副交感神経の働きを活発にし、血圧を下げ、ゆったりとした気持にさせる効果があります。就寝前に入浴するのがポイントです。

副交感神経を高める5つの習慣、30分の入浴と十分な睡眠では副交感神経を優位にするための方法を紹介していますがやはりゆっくりと入浴すること(半身浴)を推奨しています。

朝の目覚めが悪いときは、逆に42度以上の熱いお湯にさっとつかるか、熟めのシャワーを浴びましょう。熱いお湯には交感神経の働きを活発にする作用がありますから、心身がシャキッとします。

毎日バスタイムの時間をつくる

昔から日本人は風呂好きの民族だといわれていますが、最近は、浴室をリラックスするための場所と積極的に考え、インテリアや設備にこる人も多く「ラドンセンター」 や銭湯に行くのもリフレッシュ法温泉は苦から保養や療養に利用されてきましたが、温泉地にわざわざ出かけなくても、近くのラドンセンターや銭湯で十分にリフレッシュできます。ラドンセンターなどのお湯に含まれているカルシウムやマグネシウムが体によいだけでなく、場所を変えることによって、リフレッシュ効果も吉岡まります。
また最近は、ジャクジーや打たせ湯など、さまざまな設備がある銭湯も少なくありません。
このような施設を積極的に利用するのも1つの方法です。ジャグジーを取り付けたり、観葉植物を置いたり、あるいは音楽が流れるように工夫したり、窓から見える風景に趣向をこらすなど、方法はさまざまあります。ほとんどの日本人は、毎日お風呂に入っています。バスタイムを上手に利用して心身のリフレッシュを図りましょう。
そのほか、ハーバルバスやエッセンシャルオイル、各地の温泉の素などのさまざまな入浴剤を用いるのもよいでしょう。よもぎやたんぽぽ、みかんの皮など、身近な野草や植物を乾燥させてガーゼの袋に入れ、浴槽に浮かべれば自然の香りあふれるバスタイムを楽しむこともできます。ただし、香りが強すぎたり温まりすぎると、かえって体の調子をこわすことがあります。また、空腹時や酒に酔っているときの入浴は禁物です。