ストレスが原因による摂食障害

肥満の原因がストレスの場合も

ストレスがあると、たいてい食欲がなくなりますが、ときには気晴らし食いややけ食いなどでストレスを解消しようとすることがあります。
たまに気晴らしでドカ食いをする程度なら、健康にもそれほど影響はありませんが、毎日続くようになると、「肥満」という形で現れてきます。
それが新たなストレスとなってさらに過食になるという悪循環に陥っている人もいます。また、気晴らし食いがやめられない人のなかには、肥満が怖いために、食べたあとで、下剤を飲んだり、ロに手を入れて食べたものを吐き出す人がいますが、このような行為は健康によいわけがありません。とくに下剤の乱用は、自然な排便のリズムを崩し、結果的に慢性の便秘の原因になってしまいます。

極端なストレスが摂食原因の原因になることもある

食べては吐くなどの異常な食行動を繰り返していると、だんだんとエスカレートして、自分ではコントロールできなくなってしまうところまで悪化する場合もあります。「拒食」 や「過食」などの食行動の異常を「摂食障害」といいますが、最近、摂食障害で心療内科を訪れる人が多くなってきました。
一般に、拒食症(医学的には神経性食思不振症という) は、直接には極端やな痩せ願望によって起こりますが、その背景には、自律神経失調症と同様に、性格的な問題や心理的な要因がかかわっています。
過食症の場合も、性格や心の問題が背景にあります。最初から過食の場合もありますが、拒食と過食を交互に繰り返す人や、拒食から過食へ移行する人も多くいます。摂食障害は、これまでは、思春期から30歳ぐらいまでの若い女性に多かったのですが、最近は若い男性にも見られるようになりました。
なかには家庭内暴力や自律神経失調症となって現れるケースもあります。摂食障害の治療には、薬物なども用いられますが、カウンセリングや行動療法などの心理療法が効果的です。

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