「意識して飲む水 」の効果は全く違う

ここでおすすめするのは「意識して水を毎日1.5リットル飲む」という習慣。そもそも人間の体は1日に3~4リットルの水分を必要としています。

ただし、これは食べ物も含めた水分量なので、いわゆる「飲料」として飲むのはその半分くらいと考えていいでしょう。特に夏場は熱中症などの危険もあって脱水にならないように注意が必要ですが、自律神経にとっても脱水症状は大敵。脱水症状になると副交感神経のレベルが低下し、血流が悪くなり、体にさまざまな悪影響を及ぼします

その一方で、水を飲むと「胃・結腸反射」が高まるという効果があります。簡単にいえば、水で刺激を与えることで、胃腸が活発に活動を始めるということです。

朝起きてすぐにコップ1杯の水を飲むというのは、脱水症状を防ぐことと、胃腸のスイッチを入れることの、2つの役割があります。いずれにしても自律神経のバランスを整えるには、意識して水を飲むことが大切です。

全身に水が行き渡るイメージを持つ

ここまで私は「意識して水を飲む」と表現してきましたが、この「意識して」という部分が意外に重要。自律神経という側面から見ると、「何気なく水を飲む」のと「意識して水を飲む」のとでは、はっきり数値が違ってくるからです。

ここが自律神経のおもしろいところ。「全身に水分が行き渡り、胃腸が活発に活動を始め、サラサラな血液が細胞の1つひとつに届いている」ことをイメージしながら水を飲むと、それだけ効果が高まるのです。本当に不思議ですが、自律神経とはそのくらい「人の意識」と密接につながっているのです。ですから、

私は「1日1.5リットルの水を、意識して飲む習慣」をつけてほしいと訴えるのです。「1対2の呼吸」のところでも話しましたが、呼吸するのも、水を飲むのも、意識することでより効果的に副交感神経を高めることができます。

「緊張している」「興奮している」「感情的になっている」など、いわゆる交感神経ばかりが高まっている状態のときは、全身に水分が行き渡るイメージを持ちつつ1杯の水をゆっくり飲んでみてください。それだけで体の状態は一変します。

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