ストレス病には東洋医学の相性がいい
東洋医学は、体だけでなく心も考える
東洋医学では、心と体のバランスがとれている状態を健康な状態とみなします。これは「心と体は表裏一体の関係にある」という「心身一如」の思想からきているもので、次のような点が基本とされています。
- 自覚症状を重視
- 自然治癒力を高めて、心身の全体調和を図る
- その人の今現在の状態を重視
- 同じ症状でも、個人個人の体質や抵抗力などに応じた治療を行う
ストレス性疾患に東洋医学は相性がいい
この東洋医学の考え方は、自律神経失調症のように、
- 心の持ち方が発症にかかわっている
- 器質的異常はないが、症状がある
- 症状の現れ方に個人差がある
- 性格や体質によって治療法が異なる
といった特徴があるストレス性疾患の治療にも効果が期待されます。そのため、心身医学にたずさわる医師のほとんどが、東洋医学をとり入れています。そのほか、ヨガや気功、呼吸法などの健康法も用いられています。
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